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日本茶でアレルギー対策

日本茶 茶葉

厚生労働省の資料では「日本には2人に1人は何らかのアレルギー疾患を罹患しており、特に花粉症を含むアレルギー性鼻炎の症状を有する人口は47.2%」となっています。さらに増え続けているとのことです。アレルギーの薬を飲み続けると副作用が出てしまう可能性もあり、不安だという方には「べにふうき」がお勧めです。

べにふうきとは

「べにふうき」はなかなか聞きなれない名前だと思いますが、お茶の品種名であり、紅茶や烏龍茶に適したお茶です。日本国内では、べにふうきを使った紅茶がよく見かけられます。このべにふうきを緑茶で飲むことでアレルギーに働きかけるメチル化カテキンを残すことができます。

特有成分のメチル化カテキン

この「べにふうき」ですが、紅茶や烏龍茶ではなく緑茶として製造することで、メチル化カテキンという成分を残すことができます。重要なのはべにふうきを紅茶や烏龍茶にしてしまうと、このメチル化カテキンは消失してしまうということです。

メチル化カテキンの効果

花粉症などのアレルギー症状とは、「アレルゲン」と呼ばれる特定のたんぱく質と、病気などから身を守る抗体が皮膚や粘膜で反応することで放出されるヒスタミンが原因となって起こる炎症反応のことです。つまりは「ヒスタミン」が鼻のムズムズ感、くしゃみ、目の不快感、かゆみなどの原因物質ということです。メチル化カテキンは、アレルゲンと抗体の反応とヒスタミンの放出を抑制するなどの効果があり、くしゃみ、花粉症、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を軽減することが1999年に研究で発表されました。

べにふうき緑茶の効果

花粉症に関しては、飲んで20~30分ほどで、鼻水が止まるなどの即効性もあり、数時間は効果が続きます。臨床試験では、花粉のピークより1ヶ月から1ヶ月半前に飲み始めると、より効果が高くなりことがわかっているそうです。アトピー性皮膚炎に対しても即効性はありませんが、長期服用で効果が認められているそうです。

べにふうき緑茶の飲み方、淹れ方

メチル化カテキンは、高温のお湯の方がより多く抽出でるので熱湯で淹れるのがベストです。5分くらい煮出すとさらによく出ますが、その分苦くなります。1回でそんなにたくさん飲めないという場合は、3~4gずつを朝晩2回に分けて飲むとよいでしょう。2度に分けて飲む方が、即効性効果(数時間)のピークが2回あるので効果的です。また、最近ではべにふうき粉末茶も販売さており、簡単に飲むことができます。

こんな飲み方も

べにふうき緑茶にショウガを加えることで、抗アレルギー効果が増強されることが分かったそうです。また、生姜には脂肪をエネルギーとして燃焼させる褐色脂肪細胞を刺激する働きがありますから、メチル化カテキンの脂肪分解効果と、生姜の脂肪燃焼効果のダブルの作用でダイエット効果もあるかもしれません。アレルギーが気になる方はもちろんですが、ダイエットが気になる方も「べにふうき」を毎日の習慣にしてみては。

カフェインは

べにふうきに含まれているカフェインの量は、一般的な緑茶よりも半分から1/3程度の量となっていますので、カフェインが気になる方にもお勧めです。しかし、まったく含まれていないというわけではないですので、注意してください。

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