日本茶の基本から学べる

  1. お茶
  2. 62 view

暑い夏におすすめ、水出し緑茶の楽しみ方

緑茶といえば熱いお湯。これが一般的ですが、最近では水出し煎茶も流行りつつあります。暑い夏に熱いお茶を飲むのは、なかなか気が進まないでしょう。これからは、暑い夏に水で淹れたお茶を飲んでみては。

緑茶の味は

そもそも、緑茶の味というのは同じ茶葉を使っても淹れ方しだいで大きく変わってしまいます。
お茶の味は、旨味・渋み・苦味の3つの要素で構成されており、このバランスが整った時に初めて、おいしいお茶になります。具体的には。お茶に含まれている成分は大きく分類すると、カテキン・カフェイン・アミノ酸(テアニン)に分類されます。味を構成する3要素のうち旨味をアミノ酸、渋みをタンニン、苦味をカフェインとそれぞれが役割を持っています。

水出し緑茶とお湯だしの緑茶の味

味の構成について理解したところでお湯だし緑茶と水出し緑茶の違いについてお話します。
お茶を飲むとき、もっとも味に影響するのがお湯の温度です。苦味と渋みに影響するカテキンとカフェインはお湯の温度が高いほど浸出しやすく、お湯の温度が低いほど浸出しにくくなります。また、旨味に影響するアミノ酸(テアニン)は水溶性の成分となっているため温度に関係なく浸出します。つまり水出し緑茶は、苦味渋みが少なく旨味や甘味が強い味になります。

水出し緑茶の効果

水出しで淹れるとカフェインやカテキンが少なくなってしまいますが、水出し緑茶にも負けない効果を持っています。水で淹れることによってカテキン(エピガロカテキン)、テアニン(アミノ酸)、ビタミンCの成分が浸出しやすくなります。カフェインやカテキンの影響を受けやすい小さい子どもや妊婦でも水出し緑茶であれば飲みやすくなっています。

水出し緑茶はエピガロカテキン

お茶のカテキンにも大きく分類すると、エピカテキン(EC)・エピガロカテキン(EGc)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGcg)の4つに分類されますが、水出しで淹れた場合は、このエピガロカテキンが抽出されやすくなります。お湯で淹れた場合は、他のカテキンがエピガロカテキンの働きを阻害してしまうため、効率的ではありません。

エピガロカテキンの特徴は

エピガロカテキンは免疫力を高める効果があります。免疫力が高まると風邪を引きにくくなることはもちろんのこと、生活習慣病の予防にもなります。また、代謝が活発になるため体内の老廃物がスムーズに流れ、お肌の調子もよくなります。

使う緑茶は

水出し緑茶を入れる場合は、番茶よりもアミノ酸(テアニン)含有量の多い普通煎茶、上級煎茶、玉露などが向いています。番茶もアミノ酸(テアニン)は含まれていますが、煎茶と比較すると非常に少なくなっており、水出しで淹れた場合に味に物足りなさを感じてしまいます。

水出し緑茶を急須で

① 急須に茶葉を淹れて水を淹れます。この時、茶葉は煎茶又は玉露のほうがおいしく飲めます。水は300ml程。②そのまま5分待ちます。急いでる場合は急須を軽く振って時間短縮も可能です。しかし、時間をかけることでせしっかりと成分が浸出します。③そのままコップに注いで楽しんでください。2杯目以降の待ち時間は短くてもOKです。

水出し緑茶をパックで

① パックに茶葉(約15g)を入れます。②氷水(1.5ℓ)にお茶パックを入れて30分程度冷倉庫に入れておきます。③お茶パックを取り出して完成です。市販されている水出し緑茶を購入しなくても簡単に作ることができますので是非実践してみてください。ただ、冷蔵庫で保管していても非常に傷みやすいので、その日のうちに飲みきるようにしてください。

お茶の最近記事

  1. 日本茶の茶葉の種類

  2. 緑茶が子どもにもたらす効果

  3. 緑茶の脂肪に対する効果

  4. 緑茶に含まれるタンニン、カフェインについて

  5. 緑茶のむくみに対する効果

関連記事

PAGE TOP