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緑茶が持つ4つの健康効果について

日本人にとって身近な飲み物である緑茶は、実にさまざまな健康効果を持っています。老若男女問わず、多くの人が持つ健康の悩みにも効果を発揮するので、積極的に活用したいところです。そこで、ここでは緑茶が持つ4つの健康効果について解説します。

緑茶は抗アレルギー作用に効果的

緑茶に含まれる「メチル化カテキン」という成分には、抗アレルギー作用があります。そのため、以下のようなアレルギーの悩みに効果的です。

・花粉症
・アトピー性皮膚炎
・気管支ぜんそく
・じんましん

緑茶に含まれるメチル化カテキンは、アレルギーの原因となる抗原の情報を体内に伝達することを防ぐ働きがあります。そのため、くしゃみやかゆみといったアレルギー症状を引き起こす「ヒスタミン」という物質が作られにくくなるのです。

メチル化カテキンが多く含まれているのが、「べにふうき」です。べにふうきは紅茶に加工されることもありますが、紅茶になるとメチル化カテキンがほかの物質に変わってしまうため、緑茶で飲むことをお勧めします。

このほか、メチル化カテキンが多く含まれている品種は以下の通りです。

・くりたわせ
・かなやみどり
・おくみどり
・するがわせ

緑茶は虫歯予防に効果的

緑茶に含まれるカテキンという成分は、2つの理由から虫歯の予防に効果的です。

・虫歯菌の繁殖を抑制する
・グルカンという物質の生成を抑制する

グルカンとは、虫歯菌が歯の表面についている糖分を利用して作る物質のことです。グルカンが生成された場所には、虫歯菌の住処となるプラーク(歯垢)が作られてしまいます。

緑茶にはこうした働きがあることから、緑茶のエキスを含むガムや口内ケア商品が数多く売られています。虫歯を予防するために、緑茶を飲むだけでなく、このようなグッズも活用しましょう。

緑茶は腸内環境を整えるのに効果的

緑茶に含まれるカテキンは、腸内環境を整えるのにも効果的です。腸内には種類豊富な腸内細菌が600兆以上おり、大きく3つのグループに分けることができます。

・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌(ひよりみきん)

善玉菌が多いほど、腸内環境が整った状態となります。日和見菌は、善玉と悪玉の優勢な方に味方する細菌のことです。

緑茶に含まれるカテキンには、悪玉菌を殺菌する効果があります。この効果はカテキンの濃度が低くても発揮されます。

腸内環境が悪いと、以下のような不調が現れます。

・下痢
・便秘
・肌荒れ
・肩こり
・生活習慣病

こうした悩みがある人は、緑茶を飲んで腸内環境を整えることを始めてみましょう。

緑茶は風邪の予防に効果的

緑茶に含まれるサポニンという成分には、風邪を予防する効果が期待できます。なお、抹茶を淹れたときに表面が泡立つのはサポニンの働きによるものです。

サポニンが風邪の予防に効果的な理由は2つです。

・風邪の原因であるウイルスから体を守る
・風邪を悪化させる細菌から体を守る

風邪の原因の多くはウイルスの感染です。しかし風邪によって体が弱くなると、細菌による二次感染を引き起こし、症状を長引かせたり悪化させたりします。

緑茶はこうしたリスクから体を守る効果を発揮します。このほか、緑茶はインフルエンザウイルスに対しても効果的です。こうした理由から、風邪予防には緑茶でうがいをすると良いと言われています。

緑茶が持つ4つの健康効果

緑茶には健康に良い成分が含まれており、幅広い効果を期待することができます。毎日飲むことを習慣にして、健康を維持したいものですね。

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