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緑茶のお酒好きにうれしい効能 二日酔いに効く

からだにうれしい数々の効能をもつ緑茶。その効能の中には、お酒好きな人にうれしい、二日酔いの予防効果もあります。今回は、緑茶のもつ二日酔いの効能についてご紹介します。鎌倉時代の将軍も二日酔いに緑茶のお世話になったとか。

鎌倉時代の将軍も二日酔いに緑茶を飲んだ

日本で緑茶が愛飲される歴史は古く、はるか1300年以上も昔のこと。奈良・平安の時代に唐から遣唐使がお茶の種子を持ち帰ったのが日本のお茶の歴史のはじまりだといわれています。当時は、緑茶は大変貴重で、貴族や僧侶など、ごく限られた人々だけが口にすることができた特別な飲み物でした。

今でこそ、緑茶の健康的な効能はよく知られるところとなりましたが、実は、鎌倉時代の将軍、源実朝もその緑茶の効能を感じたひとりでもありました。鎌倉時代の歴史書“吾妻鏡(あずまかがみ)”には、二日酔いで苦しんでいた実朝に、栄西 禅師がお茶をすすめ、そのお茶で実朝の二日酔いが改善したという記述があるほどです。

緑茶が効く 二日酔いの症状

ビールやワインなどアルコールを飲んだ後、肝臓でアルコールを分解します。しかし、お酒を飲みすぎるとその分解が進まず、“アセトアルデヒド”と呼ばれる有害物質が代謝しきれず体内に残ってしまいます。この状態を二日酔いといいます。

二日酔いになると、頭痛、吐き気、めまい、体のほてり、のどの渇きなど不快な症状を感じます。二日酔いになるとよく頭痛が起きるのは、アルコール代謝時に大量の水分が消費されるため、脳を保護する髄液が減少し、低髄液圧症候群(ていずいえきあつしょうこうぐん) となるためです。

緑茶が二日酔いに効く理由

二日酔いの状態を改善にするには、肝臓の働きを強化し、アセトアルデビトの分解能力を高めてくれるブドウ糖やビタミンCが必要となります。

緑茶にはビタミンCが含まれ、同じく含まれるカフェインには、血液中のブドウ糖を増やす働きがあります。そのため、カフェインとビタミンCの相乗作用で、飲みすぎた時には、緑茶が最適だといわれています。

また、ポリフェノールの一種で渋み成分のカテキンにも、アルコールの吸収を抑えてくれる作用があるといわれています。同時に利尿作用もあるので、からだの中の余分な成分を排出してくれます。また、ノドの渇きを抑える効果もあるので、アルコールを飲んだ後の脱水症状の予防にも効果があるといわれています。

二日酔いになる前にアツイ緑茶を

次の日に大変な思いをする二日酔いにならないために、少し飲みすぎたと思う日は、お酒を飲んだ後に緑茶を飲むと効果的です。緑茶の種類で、100ml中のカフェイン量を比べると、玉露約160mg、抹茶約30mg、煎茶とほうじ茶は約20mg、番茶と玄米茶は約10mg。玉露は断トツに多いですが、どのお茶もカフェインが多く含まれています。カフェインの効果を得たければ、これらのお茶を90度~100度の熱いお湯で入れることで、二日酔いに効く成分、カフェインやカテキンが多く溶け出します。

カフェインとの相乗効果が期待されるビタミンcは、熱いお湯では壊れてしまうのでは・・・と思うかもしれませんが、緑茶に含まれるビタミンcは特別。熱に強いという特徴があるため、お湯で入れてもビタミンcは壊れないのでご安心を。

お酒を飲みすぎたなと感じたら、熱い緑茶を一杯飲んで、二日酔い予防をしてみてはいかがでしょう。

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