日本茶の基本から学べる

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緑茶のもたらす副作用とは

緑茶といえば健康をイメージする方も多いと思いますが、健康飲料だからといって飲みすぎると様々な副作用が起きるかもしれません。代表的なものを見ていきましょう。

貧血の原因に

緑茶の魅力の一つでもある独特の渋みを生み出している「タンニン」には鉄分と結びつき、体への吸収を抑える性質があり、結果として貧血の原因を作ってしまいます。普段から貧血気味の方は症状が悪化してしまう恐れがありますので、一気飲みなどは控えましょう。

カフェインで睡眠の質が落ちる

緑茶はカフェインを含んでいるため、飲みすぎてしまうとカフェインの覚醒作用が強く働き、睡眠の質を落としてしまうリスクがあります。特に寝つきの悪い方は睡眠前の緑茶は控えましょう。ここでもいえることですが、一気飲みだけは控えましょう。

交感神経を刺激する

ここでも、緑茶に含まれるカフェインが作用します。カフェインによって自律神経の中の交感神経が興奮状態になります。どういう状態かというと、緊張しているときの状態に近くなります。つまり、この交感神経が興奮状態になっているということは、脳や体がフルに働いているということになり、これが長時間続くと、体も心も休むことができず、イライラする、気分の浮き沈みが激しくなる、体がだるくなるなどの症状を引き起こしてしまいます。

尿路結石のリスクも

激痛を伴うといわれる尿路結石ですが、その種類も様々です。その1つに「シュウ酸結石」というものがあり、シュウ酸とカルシウムが結合してできています。緑茶は、このシュウ酸を含む飲み物の1つであり、玉露100mlあたりにおよそ60mgのシュウ酸が含まれています。普通に飲んでいる限りはそれほど心配はありませんが、1日に何杯も飲んだり、毎日500mlのペットボトルを何本も飲んでいる方はリスクが高まりますので注意が必要です。ちなみに、お茶を飲み過ぎた日はカルシウムをとることでリスクを回避することが可能です。

冷え症にも

実は東洋医学の見地からすると、緑茶は体の熱をとる飲み物とされているそうです。実際、緑茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、尿と一緒に体の熱が排出されてしまうことがわかっています。夏場ならまだしも、冬にがぶ飲みすると冷え性を悪化させる原因もなりますので、注意が必要ということです。

薬も飲むときも

一般的に抗生物質や胃腸薬をお茶で飲んではいけないとされていますが、これは緑茶に含まれるタンニンが薬の吸収を妨げるからといわれています。また、カフェインが含まれている頭痛薬や風邪薬は緑茶に含まれるテアニン(アミノ酸)によってカフェインの作用が抑制され、薬の効果が低くなってしまうためです。また、薬に含まれるカフェインと緑茶に含まれるカフェインで摂取量が多くなり頭痛を起こしてしまいます。様々な研究報告がありますので、一概には言えませんが。

脱水症状や下痢にも

緑茶には利尿作用があるので飲みすぎると脱水症状をおこしてしまうこともあります。また、過剰に摂取しすぎると下痢の原因にもなります。

飲み過ぎなければ

ここまで説明してきましたが、あくまでも過剰摂取した場合に起こりうる可能性のある症状です。日常生活のレベルで緑茶を飲む程度であれば問題はありませんので安心して飲んでください。

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