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緑茶のカフェインが妊娠中に与える影響とは

妊娠中はいつも以上に食事に気を使うものです。これまでは当たり前のように飲んでいた緑茶やコーヒーといった、カフェインを含む飲料の摂り方について悩む妊婦さんも多いことでしょう。妊娠中、カフェインが含まれる緑茶を飲むことは母子にどのような影響を与えるのでしょうか。

緑茶のカフェインが持つ機能とは

緑茶に含まれるカフェインには、交感神経を刺激する作用があります。交感神経とは内臓をはじめとした体の活動をコントロールする「自律神経」のひとつです。交感神経が刺激されると、体に以下のような変化が起こります。

・覚醒作用によって集中力が高まる、眠気がなくなる
・利尿作用によって尿の量が増える
・基礎代謝が高まる
・胃酸の分泌が促される
・血管の収縮が促される

これらの機能は、必ずしも体にとってマイナスに働くわけではありません。覚醒作用で眠気覚ましができれば仕事がはかどりますし、基礎代謝が高まればダイエット効果も期待できます。

しかし、妊娠中だとこれらの機能がマイナスに働くおそれがあるのです。

妊娠中に緑茶を飲むと流産のリスクが高まるおそれ

緑茶のカフェインによって血管がの収縮が激しくなると、流産のリスクが高まると考えられています。これは血管の収縮が激しくなると、お腹が張る原因になるためです。

特に注意したいのは妊娠初期のころです。妊娠初期はまだまだ胎盤が完全に作り上げられていないため、こうした影響を受けやすくなっています。

とはいえ、妊娠初期を過ぎれば問題ないかといえばそうではありません。妊娠中期に入ってからも血管の収縮はデメリットを与えます。

・妊娠中期~後期にかけての胎盤の成長をさまたげる
・早産のリスクが高まる

こうした理由から、時期を問わず妊娠中はカフェインの摂取を控えるのが賢明です。

妊娠中に緑茶を飲むと貧血のリスクが高まるおそれ

妊娠中はカフェインが持つ利尿作用にも注意したいところです。妊娠中に利尿作用が働いてしまうと、水分とともに必要な栄養まで排出されてしまうおそれがあります。

その結果、貧血を起こすおそれがあります。血液には、新鮮な酸素を体のすみずみまで送り届けるという重要な役割があります。そのため血液量が減ると、赤ちゃんにも必要な酸素が届けられないということにつながるおそれもあるのです。

妊娠中はお腹が大きくなることで膀胱が圧迫されるため、ただでさえ頻尿になりやすいです。カフェインで排尿を増やすことは避けましょう。

妊娠中に緑茶を飲むと赤ちゃんの成長に影響を与えるおそれ

母親が十分な栄養を摂取できていないのであれば、当然ながらお腹の中の赤ちゃんにも栄養は届きません。そのため、胎児の成長に悪い影響を与えてしまいます。

赤ちゃんに与えるデメリットはこれだけではありません。それは、お腹の中にいるときからカフェインを摂取してしまうということです。赤ちゃんの消化機能や代謝機能は、大人と比べて未発達な状態です。

そのため、カフェインをうまく排出することができず体内に蓄積されることとなります。これも赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼすおそれがあると考えられています。

緑茶のカフェインが妊娠中に与える影響まとめ

母親の健康だけでなく、赤ちゃんの成長を考えてもカフェインの摂取はできるだけ控えることが大切です。

一般的に、妊娠中のカフェイン摂取量は1日あたり100㎎以内におさめると良いとされています。これを緑茶(煎茶)に置き換えると約2杯分に相当します。

しかし、カフェインが含まれている食べ物は緑茶だけではありません。チョコレートやコーラ、ココアなどにもカフェインは含まれています。

こうした食べ物からも無意識のうちにカフェインを摂取している可能性があるので、妊娠中にお茶を飲むときは、カフェインレスのものを選ぶようにしましょう。

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