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緑茶のビタミンC含有量を種類別に紹介

ビタミンは糖質や脂質、タンパク質、ミネラルとともに五大栄養素に数えられる健康に欠かせない存在です。中でもビタミンCは体に蓄積することができないことから、毎日補う必要があります。

ビタミンCを含む食品は数多くありますが、特に身近なものが緑茶です。日本人の食卓に欠かせない緑茶には、どれくらいのビタミンCが含まれているのでしょうか。

緑茶における一般的なビタミンCの含有率のほか、茶葉の種類ごとのビタミンC含有量について紹介します。

緑茶におけるビタミンCの含有率

緑茶に含まれる成分は約20種類ありますが、大きく分けると2つに分類することができます。

・水溶性成分
・不水溶性成分

水溶性成分は、その名の通り水に溶ける成分です。煎茶においては緑茶成分の約2~3割を占めており、ビタミンCもこれに属します。不水溶成分は水に溶けない成分です。全体の7~8割を占めており、ここには食物繊維などが属します。

ビタミンCは、水溶性成分の中ではカテキン類やカフェイン、テアニンといった主成分に次いで7番目に多い成分です。水溶性成分の中の含有率は0.3~0.5%ほどとされています。

割合としては少ない方ですが、それでも私たちの体への影響は大きく、幅広い効果効能をもたらします。

緑茶の種類ごとのビタミンC含有量

緑茶といっても茶葉の種類はさまざまです。また、茶葉の種類によってビタミンC含有量は異なります。茶葉の種類ごとのビタミンC含有量(100gあたり)は、以下の通りとなります。

・煎茶は約6㎎
・玉露茶は約19㎎
・番茶は約3㎎
・玄米茶は約1㎎

同じ量の緑茶を飲むなら、玉露茶が最もビタミンC含有量が多いということになります。一方で同じ緑茶に属するほうじ茶は、ビタミンCがほとんど含まれていません。

ビタミンCの摂取を目的に緑茶を飲むのであれば、茶葉の種類ごとの含有量を考慮して選ぶようにしましょう。

緑茶のビタミンC含有量とほかの食品との比較

緑茶はビタミンC含有量が比較的多い食品です。緑茶の中でも飲む機会が多い煎茶と、ほかのビタミンC含有量が多い食品と比べてみましょう。「五訂食品成分表」をもとに計算すると、以下のような結果が分かります。

・煎茶のビタミンC含有量はレモンの約3倍弱
・同様にパセリの約2.5倍
・同様に赤ピーマンの約1.5倍

レモンをはじめとした柑橘類は、ビタミンC含有量が特に多い食品です。それでも緑茶の方が含有量が上回ります。

野菜類の中で特にビタミンC含有量が多い食品であるパセリや赤ピーマンと比べても、倍以上の量が含まれているのです。

緑茶に含まれるビタミンCに期待できること

では、具体的にビタミンCに期待できる効果効能とはどのようなものなのでしょうか。たとえば、以下のようなものがあります。

・免疫力の向上
・抗酸化作用による老化予防
・風邪やウイルス感染症(インフルエンザなど)の予防
・ストレス緩和
・美肌効果
・貧血予防
・白内障予防
・抗がん、抗壊血病

ビタミンCは、健康を維持するために幅広い効果効能を発揮することが分かります。また、美肌効果といった美容面での効果も期待できるのが特徴です。

緑茶のビタミンC含有量

緑茶で毎日ビタミンCを補うことは、体の調子をととのえることに役立ちます。将来大きな病気をしないための予防対策としても有効です。ほかの食品と比べても含有量が多い緑茶を活用して、健やかな毎日を送りましょう。

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