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緑茶の効果で血糖値の上昇を抑えよう

緑茶が持つ健康効果の中でも中高年層に注目されているのが、血糖値の上昇を抑える効果です。緑茶はなぜ血糖値の上昇を抑える効果があるとされているのでしょうか。効果が期待できる成分やおすすめの緑茶について解説します。

緑茶が血糖値の上昇抑制に効果的な理由

緑茶が血糖値の上昇抑制に効果的とされるのは、2つの成分が含まれているためです。

・カテキン類
・食物繊維

それぞれがどういったメカニズムで血糖値の上昇を抑えるのか、詳しく説明しましょう。

緑茶のカテキン類が血糖値上昇の抑制に効果的

カテキン類はお茶ならではの成分です。緑茶ならではの苦味が味わえるのも、カテキン類が含まれているためとなります。

カテキン類が血糖値の上昇を抑える理由は、「α-アミラーゼ」や「スクラーゼ」を阻害する働きがあるためです。メカニズムは以下の通りとなります。

・「α-アミラーゼ」と「スクラーゼ」は食べたものを分解する酵素である
・2つの酵素によって食べ物が分解されるとブドウ糖が生成される
・血液中のブドウ糖濃度が高まると、血糖値が上昇する
・カテキン類は酵素の働きを妨げるのでブドウ糖を作らせない
・そのため、食事による血糖値の上昇を抑えることができる

ブドウ糖は適度な量であれば日々の活動のエネルギー源になります。しかし、余ってしまうと脂肪として貯蓄されてしまいます。そのため肥満の原因にもなるので、過度なブドウ糖の生成をなくすことが大切です。

緑茶の食物繊維が血糖値上昇の抑制に効果的

食物繊維というと、ごぼうやレタスといった野菜類に含まれている印象を持たれがちです。しかし以外にも緑茶は豊富な食物繊維が含まれています。

食物繊維には2つのタイプがあります。

・水に溶ける水溶性食物繊維
・水に溶けない不水溶性食物繊維

緑茶には両方の食物繊維が含まれています。食物繊維が血糖値の上昇を抑えるメカニズムは以下の通りです。

・食物繊維が豊富な食品を最初に胃の中に取り込んでおく
・その後に糖質を含む通常の食事を摂る
・食物繊維によって消化器官内での糖質の吸収が妨げられる
・食後の血糖値の上昇が抑えられる

このメカニズムはほかの食物繊維を含む食品でも同様です。食後の血糖値の上昇を抑えようと思ったら食べる順番を意識して、食物繊維が多く含まれるものを優先的に食べることをお勧めします。

緑茶で血糖値の上昇を抑えるメリットとは

「血糖値の上昇を抑えると良い」といわれる一番の理由は、糖尿病の予防になるからです。糖尿病とは、インスリンというホルモンの分泌が正常に行われないために高血糖な状態が続いてしまう病気のことです。糖尿病にかかると、さまざまな症状が現れます。

・最悪失明に至ることがある糖尿病網膜症
・腎臓の働きが弱くなる糖尿病腎症
・手足のしびれなどが起こる糖尿病神経障害

このほか血糖値が高い状態は血管を傷つける原因にもなるので、早めに予防を心がけることが大切なのです。

より高い血糖値上昇の抑制効果が期待できる緑茶

一般的な緑茶でも、カテキン類や食物繊維による血糖値上昇の抑制効果は期待できます。しかし、より高い効果を期待するなら国の審査を通過しているトクホ(特定保健用食品)を選ぶのがおすすめです。

血糖値の上昇をおだやかにすることでトクホの認定を受けている緑茶には、以下のような種類があります。

・日清オイリオ 食事のおともに食物繊維入り緑茶
・大正製薬 グルコケア 粉末スティック

ドラッグストアなどで購入できるので、ぜひ活用してみましょう。

緑茶の効果で血糖値の上昇を抑えようまとめ

血糖値が高い状態は、健康の面でさまざまなデメリットをもたらします。糖尿病予防のためにも、ぜひ緑茶を飲むことを検討してみてくださいね。

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