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緑茶の水出し エピガロカテキン効果で免疫力UP

最近注目の「エピガロカテキン」。緑茶に含まれる4種類のカテキンの中のひとつで、体の免疫機能を活性化させ、免疫力UPに効果があるといわれています。ただし、このエピガロカテキンの効果を得たかったら、お湯ではなく、水出しにすることが鉄則です。そこで今回は、緑茶に含まれるカテキンやエピガロカテキンについてご紹介します。

緑茶に含まれるカテキンとは

カテキンは、ポリフェノールの一種。タンニンとも呼ばれ、緑茶独特の渋みと苦味を出します。ですが、実は「カテキン」といっても、数千種類あるといわれていて、茶葉には、その中の①エピカテキン②エピガロカテキン③エピカテキンガレート④エピガロカテキンガレートという4種類のカテキンが存在しています。

①エピカテキンと②エピガロカテキンは、遊離型カテキンとよばれ、苦味はあるものの、渋味はほとんどなく、まろやかで甘さを感じさせる性質があるといわれています。

③エピカテキンガレート④エピガロカテキンガレートは、エステル型カテキンと呼ばれ、強い苦味と渋味があるといわれています。

エステル型カテキンは特に低温で溶け出しにくいため、遊離型カテキンの溶け出す割合が多くなり、苦味、渋味が少なくなります。水出し緑茶が、渋みが少なく、まろやかで甘味を感じるのは、このことが理由となっています。

緑茶のカテキンの効能とは

緑茶に含まれるカテキンには、体にうれしいメリットがたくさんあります。一般的にいわれているのが、抗酸化作用、血圧上昇抑制作用、抗ガン作用、血中コレステロール濃度低下作用、抗ウィルス作用、抗菌作用、虫歯予防、体脂肪蓄積抑制作用、消臭作用、美容効果など様々。

健康診断などで指摘される、悪玉コレステロールの増加を防ぐ作用があり、動脈硬化や心筋梗塞、生活習慣病の予防にも効果も期待できます。また、日本中で猛威をふるった大腸菌O-157に一番効くのが、殺菌作用がある緑茶のカテキンだという発表もあります。実験で、O-157の菌1万個が入った液の中に、0.9ccの緑茶を入れると5時間で殺菌されO-157の菌は0個になったと報告されています。

さらに、緑茶に含まれるカテキンは、細胞のガン化を予防し、ビタミン類は発ガン物質の作用を抑制するなど、現代人にとって深刻なガンにも効果があるという報告もあります。

水出し緑茶のエピガロカテキンの効能

緑茶のカテキンの中でも最近注目されているのが、「エピガロカテキン」。免疫細胞の1つであるマクロファージを活性化させて免疫力を高める働きあり、特に水出し煎茶で効果的に作用することが解明されました。つまり、温かいお湯で入れるとエピガロカテキンの効果はほとんどないため、エピガロカテキンの効果を得たければ、水出しにすることが大切だということです。

エピガロカテキン入り水出し緑茶を持ち歩こう

水温が低くいほど、時間をかけるほどにエピガロカテキンは多く抽出されるので、夜寝る前に、パックに入れた煎茶に冷水を注ぎ、冷蔵庫に入れて準備しておけば、翌日にはエピガロカテキンが豊富な水出し緑茶が出来上がっています。こうしておけば、会社や学校の休憩時間、外出先でのティーブレイクに気軽に“エピガロカテキンの効果”をいただくことができます。

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