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緑茶の渋味カフェインと苦味タンニンとは

緑茶を代表する成分、渋味のタンニンと苦味のカフェイン。それぞれ、抗酸化作用や抗菌作用、老化防止などからだいうれしい健康効果があるといわれています。今回は、緑茶に含まれるカフェインとタンニンの特徴とその効能についてご紹介します。

緑茶の渋味のもとタンニンとは

緑茶に含まれるタンニンとは、ポリフェノールの総称のこと。緑茶の渋み成分で、チャノキの茶葉の中に含まれています。タンニンは、チャノキ以外の植物の中にも含まれ、150種類以上も存在するといわれています。

緑茶の成分でタンニン同様よく耳にするのがカテキン。カテキンとはタンニンの一種で、茶葉に含まれるタンニンはその85%以上がカテキンです。つまり、カテキンはタンニンの中の一つで、タンニンはポリフェノールの中の一つといえます。

緑茶に含まれるタンニンの効能

最近の研究で、お茶に含まれるタンニンには、健康にうれしい様々な効能があることが報告されています。

例えば、タンニン中のカテキンには、体に有害な細菌やウイルスなどを殺菌、解毒する作用があります。呼吸器に感染する百日咳菌や世界に広く分布する細菌性のコレラ菌、腸内細菌の一種である赤痢菌、食中毒を起こす菌、今年も大流行したインフルエンザなどへの抗菌作用、抗ウィルス作用があるとわかっています。

また、活性酸素を抑制する抗酸化作用もあります。活性酸素とは体の機能を低下させ、老化をすすめ、生活習慣病の原因にもなります。この活性酸素の発生を上手に調整してくれる作用を抗酸化作用といいます。

さらに、善玉コレステロールの増加、悪玉コレステロールの減少を促し、血中脂質を正常にするのもカテキンの力。血管の血管の状態が良好に保たれるので、動脈硬化などのリスクを減らしてくれます。

このほか、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息などのアレルギーに対する抗アレルギー作用や、肌を引き締め、シミやくすみの原因となるメラニン細胞を抑制する女性にうれしい美肌効果、脳の老化予防、血糖値上昇を抑える効果から糖尿病の予防も期待できます。

緑茶の苦味のもとカフェインとは

緑茶の苦味のもとカフェイン。緑茶の中でも日光を遮って栽培される玉露などに多く含まれます。熱湯には非常に溶けやすい反面、低温のお湯や水には溶け出しにくいので、苦味をあまり出したくないときは、低い温度でいれるのが良でしょう。

緑茶に含まれるカフェインの効能

お茶に含まれるカフェインには、脳の中枢神経に作用して、判断力や記憶力のUP、神経性疲労やストレス解消に効果があるといわれています。頭をはっきりさせ、眠気を覚ましてくれるので、朝一杯のコーヒーのかわりに緑茶を飲むのも良いでしょう。

また、カフェインには、胃腸や腎臓の働きを活発にし、利尿作用もあります。二日酔いの原因となる体内に残る“アセトアルデヒド”を体外に排出してくれるので、お酒を飲んだ後に熱い緑茶を飲むと二日酔いの防止にもなります。この利尿作用により体内の不要な成分を排出するデトックス効果も期待でき、肌のむくみの防止など女性にうれしい美容効果も期待できます。

注意点は、カフェインは胃酸の分泌をよくするため、空腹時に飲む場合、胃酸が出過ぎてしまい胃を荒らしてしまうことになりかねません。胃の調子が良くない時などは、緑茶は避けた方が良いでしょう。

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