日本茶の基本から学べる

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緑茶効果で医者いらず 秘められた健康効果とは

古の時代から日本人が愛してやまない緑茶。最近では、若い人たちや海外にもその人気は広まり、緑茶ブームが再来しています。

そのおいしさだけでなく、緑茶の持つ健康的な効果も人気の理由。緑茶を飲むことで、からだにうれしい効果が望め、2015年に国立がん研究センターが、緑茶を飲む習慣は死亡リスクを減らし、長寿につながるという研究結果を発表したことでも話題になりました。今回は、そんな健康飲料、緑茶のもつ効果についてご紹介します。

緑茶の効果いろいろ

緑茶には、以下のような健康効果があるといわれています。
・発がん作用の抑制効果
・食中毒予防
・虫歯予防
・ダイエット効果
・血圧を下げ、動脈硬化・脳卒中予防
・血糖値を下げ、糖尿病予防
・殺菌作用
・美容効果
・老化防止
・胃の働きを活発化
・アトピー、花粉症抑制効果
・認知症予防  など。

毎日7杯の緑茶で糖尿病改善効果

糖尿病とは、血液中の糖分濃度を下げる“インスリン”がうまく機能せず、血糖値が急激に上昇し、慢性の高血糖状態が続く代謝疾患のことです。

そんな糖尿病の改善にも、緑茶は効果があるといわれています。緑茶に含まれるポリフェノールの一種「カテキン」には、消化酵素の働きを抑える働きがあり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることができるとされ、糖尿病にも効果があるといわれています。

2008年の静岡県立大学の研究では、糖尿病予備軍に該当する60人を、「実験用の粉末茶を毎日飲むグループ」と「飲まないグループ」に分け、2か月後、血糖値を測定したところ、飲まないグループには変化がなかった一方、飲んだグループは、血糖値の指標となるHbA1cが6.2%→5.9%と低下。緑茶を1日約7杯飲むことで血糖値が改善することが発見されました。

毎日1杯の緑茶で認知症予防効果

高齢化が進み、深刻な病気のひとつとなっている認知症。緑茶はこの認知症予防にも効果があるといわれています。

2014年、金沢大学医薬保健研究域医学系の山田正仁教授らの研究グループは、緑茶を飲む頻度と、その後の認知機能低下との関連を研究。その結果、約5年後に認知機能が低下しているリスクが、緑茶を全く飲まないグループと比べ、緑茶を週に1~6回飲むグループは約半分、緑茶を毎日1杯以上飲むグループは約3分の1に減少することがわかりました。

緑茶で虫歯予防

抗酸化作用の強い緑茶の成分、カテキン。赤痢やコレラ菌などの食中毒菌の抑制、インフルエンザ予防、老化防止などに効果的といわれています。さらに、カテキンの抗酸化作用は、歯を溶かす、通称虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌の活動を抑える効果や、歯周病の原因ともなる歯垢が固まるプラークの形成を抑制する作用もあります。

また、カテキンの他にも、緑茶に含まれている少量のフッ素は、虫歯の原因のひとつにもなっている酸に対抗する作用をもっていて、緑茶は虫歯予防に効果的な飲み物といわれています。

このように、緑茶には、からだにうれしい健康効果がたくさんありますが、たくさん飲めば健康になるというものではありません。緑茶の成分には、覚醒作用のカフェイン、尿路結石の原因となるシュウ酸なども含まれているため、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

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