日本茶の基本から学べる

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緑茶の主成分 カフェインとタンニン

緑茶には効果効能や味の決め手となる主成分があります。その代表ともいえるのが、カフェインとタンニンです。この2つの成分は、どちらも緑茶の苦味や渋味の要因と考えられていますが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

緑茶の主成分であるカフェインとは

カフェインとは、「アルカロイド」と呼ばれる化合物の一種であり、天然の食品成分です。緑茶にほど良い苦味と爽やかなのどごしを与えている成分であり、緑茶カフェインがなくなると、渋味ばかりが強くなってしまうと考えられています。

カフェインは緑茶の主成分であるほか、以下のような飲み物・食べ物にも含まれています。

・コーヒー(インスタントコーヒー含む)
・紅茶
・烏龍茶
・ココア
・コーラー飲料
・エナジードリンク
・チョコレート

カフェインには興奮作用や覚醒作用があることから、これらの効果効能を期待して医薬品に使用されるケースもあります。カフェインが体にもたらす影響には、以下のようなものがあります。

・眠気覚まし
・集中力の向上
・運動能力の向上
・解熱鎮痛効果
・疲労感や頭痛を和らげる
・脂肪の燃焼
・利尿作用

カフェインには、緑茶の1煎目に最も多く抽出されるという特徴があります。また、低温のお湯では溶け出しにくいです。

緑茶の主成分であるタンニンとは

タンニンとは、植物に含まれる渋味を持つ物質の総称です。近年注目されている「カテキン」と同じくポリフェノールに属する成分のひとつでり、厳密にいうと、カテキンはタンニンの一種となります。

タンニンは、緑茶だけでなく以下のような飲み物や食べ物にも含まれています。

・紅茶
・烏龍茶
・ワイン
・柿

ちなみに渋柿が干し柿になるまえに強い渋みを持っているのは、タンニンが多く含まれているためです。タンニンが体にもたらす影響には、以下のようなものがあります。

・殺菌作用による食中毒の予防
・風邪やインフルエンザの感染予防
・抗酸化作用による老化予防
・シミやしわの予防
・動脈硬化や脳梗塞の予防
・整腸作用による便秘の予防
・抗アレルギー作用

最近ではタンニンよりカテキンという名前の方が商品名やパッケージに表記されることが多いですが、タンニンには幅広い健康効果が期待できます。

緑茶のカフェインとタンニンの含有率

緑茶とひと口に言ってもいろんな種類があり、茶葉の種類によってカフェインとタンニンの含有率は異なります。茶種ごとの含有率の比較は以下の通りです。

カフェインの含有率
・煎茶:2.64%
・玉露茶:3.48%
・抹茶:3.29%
・番茶:1.55%
・ほうじ茶:1.76%
・釜炒り玉緑茶:2.59%
・蒸し製玉緑茶:2.77%

タンニンの含有率
・煎茶:13.44%
・玉露茶:10.74%
・抹茶:7.83%
・番茶:11.73%
・ほうじ茶:8.79%
・釜炒り玉緑茶:13.33%
・蒸し製玉緑茶:12.62%

固くなった茶葉や茎が使われている番茶は、ほかの緑茶と比べるとカフェイン含有率が低いです。カフェインが少ないため、比較的たんぱくな味わいとなります。

また、高級な茶葉といわれる釜炒り玉緑茶や蒸し製玉緑茶も比較的カフェイン含有率が低いです。これらの緑茶はぬるめのお湯で淹れる傾向があるため、このような結果になっていると考えられます。

緑茶の主成分カフェインとタンニンまとめ

カフェインもタンニンも適度に摂取すれば、私たちの健康維持に役立ちます。毎日の食生活に緑茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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